千葉市が給付金740万円を誤支給 対象外の74世帯に 謝罪し返還要請へ

AI要約

千葉市は25日、住民税非課税世帯などを対象に支給する「価格高騰重点支援給付金」について、誤支給が発生したことを発表。対象外の74世帯に計740万円を誤支給した経緯を明らかにした。

誤支給の原因は、委託業者による対象者の抽出作業に誤りがあったこと。対象外の世帯が誤って対象としてシステムに登録され、給付されたという。

市は謝罪し、誤って支給された世帯に対して返還を求めるとともに、委託業者に対して確認作業の徹底を求めている。

千葉市が給付金740万円を誤支給 対象外の74世帯に 謝罪し返還要請へ

 千葉市は25日、住民税非課税世帯などを対象に1世帯に10万円を支給する「価格高騰重点支援給付金」について、対象外の74世帯に計740万円を誤支給したと発表した。委託業者による対象者の抽出作業に誤りがあった。謝罪し返還を求める。

 市によると、本来は支給対象外の「課税者から扶養されている者のみで構成されている世帯」の一部が、誤って対象世帯としてシステムに反映されていた。17日に不備が判明したものの、マイナポータルに公金受取口座を登録していた世帯には19日に入金された。

 口座を登録していない83世帯にも給付を知らせる確認書が発送されたが、手続き完了前だったため誤支給はなかった。

 市は委託業者に注意を求め、作業の確認を徹底するとしている。