市花火大会、夜空彩る大輪に歓声 YOASOBI楽曲とコラボ【宇部】

AI要約

第70回宇部市花火大会が27日に開催され、約3万人が港周辺で夏の一大イベントを楽しんだ。

花火の構成時間が40分に延長され、浴衣姿の市民たちが集まり、音楽花火では地元アーティストYOASOBIの楽曲が流れた。

AYASEさんからのメッセージに会場から大きな拍手が送られるなど、大いに盛り上がった花火大会となった。

市花火大会、夜空彩る大輪に歓声 YOASOBI楽曲とコラボ【宇部】

 第70回宇部市花火大会は27日、宇部港で開かれた。大輪が夜空を彩り、約3万人(主催者発表)が港周辺で夏の一大イベントを満喫した。同実行委員会(委員長・村上隆宇部商工会議所専務理事)主催。(2面に関連)

 

 節目を祝って開催時間を10分延長した40分間の構成で、港周辺は浴衣姿のカップルやグループ、家族連れであふれた。思い思いの場所に陣取って観賞し、夜空に大きな花が開くたびに、歓声が上がった。

 

 最も盛り上がったのは音楽花火。市出身のアーティストYOASOBIのAyaseさんが今大会のために選曲した「夜に駆ける」「アイドル」「あの夢をなぞって」が流れる中、次々に打ち上がる花火を楽しんだ。

 

 Ayaseさんは「YOASOBIというグループ名なので、曲は夜に似合う感じになっている。自分たちの楽曲が、地元の花火大会で使用されるのは楽しみ。地元からの応援があると力を出せるので、これからもよろしくお願いします」と肉声のメッセージを寄せ、その言葉に大きな拍手が起こった。