サッカー日本代表の森保監督 小中学生に経験語る 長崎

AI要約

サッカー日本代表の森保一監督が長崎市内で講演し、子ども時代の経験や選手育成のポイントなどを語った。

森保監督は子供時代の思い出やサッカーを始めたきっかけを語り、将来の可能性を伝えた。

森保監督は質問に丁寧に答え、子どもたちに自信を持って取り組むことの重要性を伝えた。

サッカー日本代表の森保監督 小中学生に経験語る 長崎

 サッカー日本代表の森保一監督(55)が27日、長崎市内で講演し、子ども時代の経験や選手育成のポイントなどを、地元の小中学生ら約500人を前に語った。

 小学1年生の3学期に市立深堀小に転入した森保監督の活躍を、後輩たちに知ってもらおうと、深堀地区連合自治会などが主催し開いた。

 森保監督は、小学5年の時に近くの土井首のチームで体験練習をしたことが、サッカーを始めたきっかけと紹介。会場には、幼いころからサッカーを始めている子どもたちもいることから「皆さんには将来の可能性がすごくある」と強調した。来場した多くの保護者や指導員に対しては「個々の武器を伸ばしながら、組織力を高めることが重要」と説明した。

 子どもたちとの意見交換もあり、森保監督は約20人の質問に丁寧に答えた。「試合中に取っているメモは何を書いているのか」という質問には「ハーフタイムに選手に伝えることや今後の課題」などと回答。「勝つためにどんな努力が必要か」と問われると「自信を持って試合に臨めるように練習に取り組むこと」と話した。

 子どもたちを代表し、深堀小6年の森本絋介さんが「学んだことを周りの友達にも伝えたい」とお礼の言葉を述べた。