書店もっと身近に 8月3日に福島市で「こども古本市」 小中高生が店員体験

AI要約

福島市の西沢書店が8月3日に「こども古本市」を開催。子どもたちが古本を持参し、自分で販売するイベント。

小学生から高校生を対象に、本県を含め全国的に書店数が減る中、書店に親しんでもらう取り組み。

参加者は古本や販売用具を持参し、ポップ作りなども体験。午前11時から午後4時まで開催。

書店もっと身近に 8月3日に福島市で「こども古本市」 小中高生が店員体験

 福島市の西沢書店は8月3日、店舗2階のイベントホールで「こども古本市」を開く。児童生徒が古本を持参し、自分の手で販売する。本県を含め全国的に書店数が減る中、書店員の仕事を体験することで書店に親しんでもらう。参加者を募っている。

 対象は小学生から高校生まで。参加者は販売したい古本、釣り銭、値札やポップなどの飾り付け用具を用意する。自費出版物は不可。現金のやり取りがあるため中学生までは保護者・責任者の同伴が必要。

 長テーブル1台とイス2脚が用意され、陳列方法は参加者の自由だ。ポップ作りなどを体験してもらうことも想定している。佐久間拓也大町店長は「幅広い世代の人に、書店員の仕事に興味を持ってもらいたい。普段は書店に行かない子どもでも、友達が本を売っていたら、足を運ぼうと思ってくれるかもしれない」と期待している。

 こども古本市は午前11時から午後4時まで。参加申し込みなど問い合わせは西沢書店へ。