予報や地震、実験で学ぶ お天気フェアに230人 水戸地方気象台

AI要約

茨城県水戸市金町の水戸地方気象台で開催されたお天気フェアに約230人が参加。実験や見学ツアーを通じて天気予報の仕組みを学ぶ。

子どもたちは実験装置を使い、雲や竜巻など自然現象が起こる仕組みを楽しみながら学んだ。

気象台の仕事や自然現象に触れる機会として、年に1度開催されるお天気フェアに多くの参加者が興味を持っていた。

予報や地震、実験で学ぶ お天気フェアに230人 水戸地方気象台

天気予報がどのようにして観測されるのか、実験などを通して学びを深めてもらおうと、茨城県水戸市金町の水戸地方気象台は27日、「お天気フェア」を開催した。家族連れなど約230人が訪れ、気象予報士など専門家の説明に熱心に耳を傾けた。

実験コーナーには気象や地震に関するさまざまな実験装置を用意。子どもたちはペットボトルやドライアイスを使って雲や竜巻などの自然現象が起こる仕組みを学んだ。速さや強さを変えて装置を動かしながら楽しむ様子が見られた。

見学ツアーでは、予報官が天気の状況や解説を行う「現業室」などを案内。屋上で実際の雲を確認した場面で、「積雲だ」と声を上げ、天気図をまねて描く子もいた。

同フェアは気象台の仕事や自然現象の仕組みに触れてもらうのを狙いに、年に1度開かれている。同県ひたちなか市の市立佐野小2年、住谷梁太さん(7)は「竜巻について自由研究で調べてみたい」と笑顔を見せた。