ICTを現場に、県主催のi-Conフェア、建設産業の従事者が体験【宇部】

AI要約

県主催の「i-Conフェアin山口2024-極みの一歩体験会」は24、25の両日、宇部市厚南妻崎開作の光東宇部営業所で開催された。

建設産業に従事する人たちがICTを活用した工事に関する情報を収集し、体験や座学を通して学ぶ機会となった。

屋外ゾーンでは自動追尾機器や3次元データを活用した作業を体験し、各種機材の説明を受けた。

座学では県の方針説明やデジタル技術の導入の重要性について学び、96人が参加した。

ICTを現場に、県主催のi-Conフェア、建設産業の従事者が体験【宇部】

 県主催の「i-Conフェアin山口2024-極みの一歩体験会」は24、25の両日、宇部市厚南妻崎開作の光東宇部営業所で開かれた。建設産業に従事する人たちが参加し、体験や座学を通してICT(情報通信技術)を活用した工事に関する情報を収集した。

 

 屋外ゾーンでは、自動で追尾して同時に距離と角度を測る機器による小規模施工、3次元データを活用するショベルを使ったのり面整形などを体験。各種機材の説明を受けた。

 

 県の方針説明、経営者向けの講演、3次元設計データの作成体験といった座学には、2日間で延べ96人が参加した。

 

 県技術管理課建設DX推進班の中越亮太主査は「建設産業へのデジタル技術の導入は業務の効率化、人材不足の解消、技術継承、安全性の向上につながる。生産性を高め、業界のイメージアップを図って、若手が魅力を感じられるようにしていく必要がある」と話した。