【山口県】[光市長選/光市議選]正副議長がそろって市長選出馬! 29日・木村議長が出馬表明へ 芳岡氏、笹井氏と三つ巴?

AI要約

木村信秀氏が光市長選に出馬する意向を固めた。

市長選には複数の候補が出馬し、様々な選挙活動が展開されている。

市議会の体制や市議選の展望にも注目が集まっている。

【山口県】[光市長選/光市議選]正副議長がそろって市長選出馬! 29日・木村議長が出馬表明へ 芳岡氏、笹井氏と三つ巴?

 10月20日告示、27日投票の光市長選に、同市議会議長の木村信秀氏(61)=島田=が出馬する意向を固めた。29日(月)に市内で記者会見を開いて正式に出馬を表明する。

(山上達也)

市長選には今期限りで引退する4期目の市川熙市長(76)=光井=が後継指名し、自由民主党が推薦する前市経済部長の芳岡統氏(55)=島田=▽市議会副議長の笹井琢氏(57)=室積=の新人2人が無所属で出馬を表明している。

 芳岡氏は自民党の河野亨県議の後援会を軸に保守層や経済界を固める手堅い後援会活動を展開し、笹井氏はあいさつ回りや各地でのミニ集会開催に地道に取り組む草の根運動で支持を広げている。

 木村氏は萩市出身。故松岡満寿男衆院議員の秘書を経て現在は市議5期目。2期目以降は連合山口の推薦を受けてきた。芳岡氏とは自宅が3軒隣で、重なる支持層が多い。

 木村氏の参戦で市長選の出馬表明者は3人になる。市議会の議長と副議長がそろって市長選に名乗りを上げる“珍事”で、9月定例会に向けて市議会がどんな体制になるのか、先行きは不透明だ。

 一方で市議選は現職17人のうち、市長選に転進する笹井氏と木村氏以外の15人が出馬の意向と見られる。新人2人、元職1人を加えても定数と同じ18人にすぎず、現状では無投票の雲行きだ。

 さらなる新人の擁立を模索する動きもあるが、擁立にこぎつけられるかが注目される。