発言時間の制限の撤回求め 高松市議会議員4人が申し入れ「市議会の権限を弱体化させることになる」
高松市議会での議員の発言時間制限について、共産党と無所属の議員が撤回を求める申し入れを行った。
市議会での質疑や討論の時間が半減され、議員の権限が弱体化するとして撤回を求めている。
議長は議員全員を平等に扱うとしながらも、市民の声が議会に届かない状況を認めている。
高松市議会に導入された発言時間の制限について共産党と無所属の議員が撤回を申し入れました。
高松市議会の共産党議員団2人と無所属の2人が大見昌弘議長に申し入れ書を提出しました。
高松市議会では6月定例会から少数会派や無所属議員の質疑や討論の目安時間が30分から15分に制限されました。無所属の茂木邦夫議員は時間をオーバーし、議長から注意を受けました。
申し入れでは「市議会の権限を弱体化させることになる」と制限の撤回を求めています。
(高松市議会/茂木邦夫 議員)
「公平ではない、市民の声がしっかり届かない状態に議会がなっているところが今の問題」
(高松市議会/大見昌弘 議長)
「議員は40人全て平等と思っている。平等の権利は皆さん方持っているという認識は共にしたところ」