中国公船、接続水域出る 最長215日連続航行 沖縄・尖閣沖

AI要約

第11管区海上保安本部は尖閣諸島沖で中国海警局の船が接続水域を航行していたが、その航行が終了したことを発表した。

中国公船の接続水域航行が215日連続しており、最長記録を更新する可能性がある。

尖閣諸島周辺の船舶は昨年12月以降入れ替わりながら航行を続けており、台風の影響もあるという。

 第11管区海上保安本部(那覇市)は24日、沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で、領海外側の接続水域を航行していた中国海警局の「海警」1隻が同水域から出たと発表した。

 同日中に航行が確認されなければ中国公船の接続水域航行は215日連続で、最長記録更新となる。

 同本部によると、尖閣諸島周辺の接続水域の航行は昨年12月22日以降、船が入れ替わりながら続き、今月23日に同水域を出た。現場海域は、台風3号の影響で大しけになっているという。

 これまでの最長は2021年2月~同7月までの157日だった。