能登の復興を観光面で支援 JTBトップが石川県・馳浩知事を表敬

AI要約

JTBのトップが能登の観光業界支援を表明。JTBは能登の復興に長期的支援を約束。

JTBはポイントを義援金に変える取り組みを行い、観光冊子を発刊。能登の観光地を紹介。

石川県知事は世界ジオパークへの申請や教育旅行で観光のポイントとして活用する方針を示す。

能登の復興を観光面で支援 JTBトップが石川県・馳浩知事を表敬

元日の地震で甚大な被害を受けた能登の観光業界を支援しようと、旅行会社大手JTBのトップが石川県の馳浩知事を表敬し、「能登の復興に息の長い支援をしたい」と語りました。

24日午後知事室を訪れたのは、JTBの山北栄二郎社長です。

JTB山北栄二郎社長「われわれも北陸・能登の復興に息の長い支援をしたい。復興に向けて交流復活をさせようという動きをしっかり作っていきたい」

JTBグループでは、これまで旅行で貯めたポイントを義援金として寄付できる取り組みを行っているほか、8月には観光冊子「るるぶ石川能登応援版」を発刊し、能登の観光地の現状を紹介します。

馳知事は海底隆起した能登の海岸を世界ジオパークに申請するなどし、災害からの復旧・復興を教育旅行として見せていくことが今後の観光のひとつのポイントになると話しました。

石川県・馳浩知事「私たちが恐れているのは忘れ去られてしまうこと。形だけ元に戻すのではなくて新たな価値観を打ち込んでいきたい」

山北社長は北陸新幹線の延伸開業に合わせ3県を周遊できるような商品やインバウンド向け商品の開発を強化し観光面からの復興支援を続けたいと話していました。