「ギャンブル等依存症は精神疾患の一つ」博多駅前で啓発

AI要約

福岡県が、ギャンブル等依存症を知らせるキャンペーンを行いました。

依存症回復施設や家族の会が協力し、相談窓口の情報を広めました。

福岡県では治療や支援を提供し、若者のインターネットギャンブル依存も増加しているとして注意を呼びかけました。

「ギャンブル等依存症は精神疾患の一つ」博多駅前で啓発

賭け事にのめり込んでやめられなくなる「ギャンブル等依存症」を知ってもらおうと、福岡県が、24日、キャンペーンを行いました。

博多駅前では、福岡県の担当者と依存症回復施設、家族の会会員らおよそ20人が、相談窓口の連絡先などを書いたカードなどを配りました。

福岡県こころの健康づくり推進室松田京子室長は、「依存症という脳の病気。やめられないというのは病気だということを理解して」と話しました。

「ギャンブル等依存症」は、のめり込んでコントロールできなくなる精神疾患のひとつで、県内で疑われる人はおよそ7万6000人いるとみられています。

福岡県への昨年度の相談件数は、2019年に比べて2倍になり、インターネットでのギャンブルがやめられない若者が増えているということです。

福岡県では、適切な治療や支援で回復できるので、気になることがあれば相談をと呼びかけています。

相談窓口は、福岡県精神保健福祉センター(0925827500)北九州市立精神保健福祉センター(0935228729)福岡市精神保健福祉センター(0927378829)となっています。