元TOKIO山口達也さん アルコール依存症を語る【岩手・盛岡市】

AI要約

元TOKIOメンバーの山口達也さんがアルコール依存症と向き合う過程を講演。過去の苦悩と現在の克服の姿を語る。

山口さんは自己肯定感の低さや他者との比較からアルコール依存症に至る経緯を振り返り、自身の変化を語る。

依存症の克服と他者とのつながりの大切さを強調し、会場の人々に前向きなメッセージを送る。

元TOKIO山口達也さん アルコール依存症を語る【岩手・盛岡市】

アルコール依存症と診断された、アイドルグループ「TOKIO」の元メンバー、山口達也さんが盛岡市内で講演し、自身の経験を語りました。

山口さんは、2020年に飲酒運転によるバイク事故を起こし、アルコール依存症と診断されました。

現在は、治療を経て酒を一切断ちながら、全国で講演活動をしています。

20日医療関係者などが集まり盛岡市内で開かれたSST・ソーシャルスキルトレーニング普及協会の一般公開講座では、依存症への向き合い方について語りました。

山口さんは、「自己肯定感が低く他人と自分を比べては不安を感じ、記憶を無くすほど大量の酒を飲んでいた」と過去を振り返りました。

そして、依存症と向き合う中で「今の自分を受け入れた結果、生きることが楽になり、人とのつながりに感謝できるようになった」と述べました。

山口さんは、依存症の人同士が経験を話し寄り添う大切さも指摘し、「自分も克服できたから大丈夫、解決できる」と会場を訪れた人たちに語りかけました。