秘伝のたれに3回付けて蒸し焼き… きょう7月24日は土用丑の日、おいしく食べて夏バテ防止 那覇市
AI要約
24日は土用丑（うし）の日。那覇市おもろまちの彦本店では、猛暑を乗り切るビタミンたっぷりのウナギを厨房で丁寧に焼き上げていた。
国産ウナギの新仔（しんこ）はいい脂が乗っており、関東風の調理法で蒸し焼きにされ、冷めても柔らかく味が落ちない。
関西風に焼かれたウナギも味わえる彦本店では、今年の夏にぴったりなウナギが提供されている。
24日は土用丑（うし）の日。那覇市おもろまちの彦本店では23日、猛暑を乗り切るビタミンたっぷりのウナギが一枚一枚丁寧に焼き上げられた。午前5時から5人の料理人が厨房（ちゅうぼう）に立ち、200食分のウナギの仕込みに追われていた。
稚魚から成長したばかりの「新仔（しんこ）」と呼ばれる国産ウナギは、いい脂が乗っている。秘伝のたれに3回付けて蒸し焼きにする「関東風」の調理法は冷めても柔らかく、味が落ちないのが特徴。
店内では、ぱりっとした仕上がりの「関西風」に焼かれたウナギも味わえる。
料理長の与儀実克さん（58）は「今年の夏は特にウナギ向きの暑さになっている。おいしいウナギを食べてスタミナを付けてほしい」と話した。（社会部・末吉未空）
（写図説明）手際良く焼かれていくウナギ=23日、那覇市おもろまち・彦本店（金城拓撮影）
