24日は「土用丑の日」 物価高で家族で分け合う「特大うなぎ」など 節約志向にも配慮 福岡

AI要約

土用の丑の日にウナギを食べる方々の傾向や準備状況についての取材結果が報告されています。

多くの人がスーパーや専門店でウナギを購入し、特大サイズや新仔ウナギなど幅広い商品が用意されている様子が伝えられています。

ウナギの仕入れ価格が高騰している中、企業努力により昨年と同じ価格で提供されるとのコメントがあります。

24日は「土用丑の日」 物価高で家族で分け合う「特大うなぎ」など 節約志向にも配慮 福岡

24日は、土用の丑の日です。

厳しい夏を乗り切ろうとウナギを食べる方は多いと思いますが、そもそもどこでウナギを買う予定なのか、今年の傾向を取材しました。

炭火で香ばしく焼き上げる夏のスタミナ食「ウナギ」。

甘く香ばしい香りが食欲をそそります。24日は、「土用の丑の日」。

街の人たちに土用の丑の日にウナギを食べる予定か聞いてみるとー。

◆街の人

「食べるよ!スーパーで。3人分買ってね」

◆街の人

「食べたいなとは思っても、結局、そのままになっちゃうことが多い」

◆街の人

「土用の丑の日は意識して日本産をという形で、絶対ウナギは食べるようにしています」

チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」の調査によりますと、『今年の土用の丑の日にウナギを食べる予定か?』の質問に対し、42.8%が『食べる予定』と回答しています。

購入先については、スーパーが67.3%、続いて専門店が10.6%で、スーパーが2位以下を大きく引き離して7割近くを占める結果でした。

そんな中、福岡市内のスーパーではー。

◆店員

「明日は『土用の丑の日』お買いおきいかがでしょうか。スタミナがつくウナギです」

今年のこだわりは、九州産の「特大ウナギ」!

物価高騰により節約志向が高まる中、家族でシェアして食べられる「特大ウナギ」を過去最大数、取り揃えているといいます。

鹿児島産の『超特大サイズ』のウナギの蒲焼。

1尾約250グラムと、普通のウナギの2倍のサイズです。

気になる、そのお味はー。

◆記者リポート

「外はパリッと、中はふっくらしています。甘いタレとの相性抜群で、食べごたえがありますね」

また、身が柔らかく、くせがない宮崎県産「新仔ウナギ」や食べやすいように1口サイズにカットされたウナギなど、幅広い商品が並んでいて朝から大勢の人が買い求めていました。

◆来店客

「明日は混むだろうと思ってきょう買いに」

◆来店客

「1年に1回は絶対食べてみようと思って。2人で食べるので1匹でいいかなと思って」

イオン九州によると、今年のウナギの仕入れ価格は、稚魚であるシラスウナギの不漁の影響で、去年より1割~2割高騰しているといいます。

◆イオン九州食品商品本部 原田広利さん

「企業努力をして去年と同じ価格でお客さんに提供できるよう頑張っています」

イオン九州では、約220店舗で24日まで、土用の丑の日の特設売り場を設けています。