土用の丑の日 料理店は早朝から仕込みに汗 スタミナ源求め客で混雑

AI要約

佐賀県内のウナギ料理店が土用の丑の日に備えて仕込みに汗を流している。

大橋うなぎ屋では3代目店主が伝統のたれを付けたウナギを準備し、100キロのウナギを用意している。

梅雨明けで酷暑が続く中、ウナギを食べて健康や美容に気を配る呼びかけがある。

土用の丑の日 料理店は早朝から仕込みに汗 スタミナ源求め客で混雑

 24日の「土用の丑(うし)の日」を前に、佐賀県内のウナギ料理店では23日早朝から仕込みに汗を流した。

 大正14(1925)年に創業した佐賀市水ケ江の「大橋うなぎ屋」は、200~300人前の予約に対応しようと、午前2時からウナギをさばいた。調理場では3代目店主の大橋正男さん(72)が素焼きにした鹿児島・宮崎産のウナギに、創業当初から変わらないたれを付けて蒲焼きにしていた。丑の日に合わせ、約100キロのウナギを用意しているという。

 梅雨も明け、酷暑の日々が続く。大橋さんは「美容と健康のためや、体が疲れたときにウナギを食べて栄養を取ってほしい」と呼びかける。今年は8月5日も丑の日にあたる。(秋根紗香)