ウナギパワーで夏を乗り切れ 土用の丑、岐阜県内料理店繁忙期

AI要約

岐阜県内のウナギ料理店では土用の丑の日に向けて忙しい時期を迎えており、岐阜市茜部新所の「ひゃくわ亭」では香ばしいウナギの焼き立ての香りが漂っている。

持ち帰り専門店の「ひゃくわ亭」では、愛知県三河一色産の新仔と呼ばれる柔らかくて薄い皮のウナギを販売しており、今年は値段据え置きで販売を行っている。

24日には通常販売数を大きく上回る約千匹のウナギを焼き上げる予定で、お値打ちでおいしいウナギを提供し、一年中食べてほしいという。

ウナギパワーで夏を乗り切れ 土用の丑、岐阜県内料理店繁忙期

 土用の丑(うし)の日を前にした23日、岐阜県内のウナギ料理店では一年で一番忙しい時期を迎え、岐阜市茜部新所の「ひゃくわ亭」では、ウナギを焼く香ばしいタレの香りが立ちこめた。

 川魚仲卸「岐阜今清」が営む持ち帰り専門店で、愛知県三河一色産の新仔(しんこ)と呼ばれる池入れから1年未満のウナギを扱う。新仔は皮が薄くて柔らかく、冷めてもおいしく食べられるのが特長。今年は人件費等のコストを下げ、値段は据え置きのまま販売している。

 約1週間前には土用の丑の日の予約は上限に達したといい、24日は通常販売数約300匹を大きく上回る約千匹を焼き上げるという。服部悦史社長(52)は「お値打ちでおいしいウナギを提供している。夏だけではなく、一年中食べてほしい」と話した。