群馬県教委 生徒の尻を触るなど不適切行為で教職員3人を懲戒処分

AI要約

県教育委員会は、生徒の尻を触る不適切な行為をした男性教諭など合わせて3人を懲戒処分にした。

男性教諭は生徒に対し尻を触る行為を行い、別の教諭は学級通信で名誉を傷つける内容を記載、さらに別の職員は無免許運転で人身事故を起こし懲戒処分を受けた。

県教育委員会は教職員に対し責任を強く自覚し、規範意識を持って公務にあたることを求めている。

群馬県教委 生徒の尻を触るなど不適切行為で教職員3人を懲戒処分

県教育委員会は、生徒の尻を触る不適切な行為をした男性教諭など合わせて3人を23日付けで懲戒処分にしたと発表しました。

発表によりますと、中毛地域の県立高校に勤務する30代の男性教諭は、今年4月下旬から5月下旬にかけて授業中に質問に来た生徒に対し、尻を触るなどの行為を複数回行ったとして、23日付けで懲戒免職処分となりました。

男性教諭は「生徒に辛く苦しい思いをさせて申し訳ない」と話しているということです。また、西毛地域の公立中学校に勤務する38歳の男性教諭は、クラス内に回覧する学級通信に以前関わりのあった生徒の名誉を傷つける内容を記載したとして、戒告の処分となりました。

さらに、今年4月に無免許運転で人身事故を起こし、相手の運転手にけがを負わせたうえ、同乗者の友人に身代わりを依頼したとして逮捕された24歳の会計年度任用職員を23日付けで懲戒免職の処分としました。

県教育委員会の平田教育長は、「教職員一人一人が教育に携わる公務員としての責任を強く自覚し、強い規範意識を持って公務にあたるよう全力で取り組んでいきます」とコメントしています。