山形大学でパワハラ行為 事務職員が停職処分に

AI要約

山形大学鶴岡キャンパスの事務職員が停職2か月の懲戒処分を受けた。処分の理由は口調や態度によるパワーハラスメント行為。部下に対して舌打ちやため息をするなどの行為が指摘された。

事務職員は上司としての立場を逸脱し、部下に心理的なストレスを与える不適切な行動を繰り返していた。大学はハラスメントの防止に力を入れている。

学長は職員の行動が大学の信頼を損なうものであると指摘し、全学でハラスメント対策を強化する考えを示した。

山形大学でパワハラ行為 事務職員が停職処分に

山形大学鶴岡キャンパスに勤務する事務職員が、部下に対し、強い口調で指示したり、舌打ちやため息をしたりなどのパワハラ行為をしたとして、停職2か月の懲戒処分を受けました。

大学によりますと、処分を受けた鶴岡キャンパスの事務職員は、おととしの夏ごろから複数の部下に強い口調で指示や叱責をしたり、舌打ちやため息をしたりなどのパワハラ行為をしたということです。

事務職員はほかにも、部下に指示を出して部屋を出たあと、廊下で大声を発するという行為もしていました。

大学では、これらの行為が上司という優位な立場や権限を逸脱した不適切なもので、部下に心理的なストレスを与え、体調不良を生じさせたとして、事務職員を停職2か月の懲戒処分としました。

山形大学の玉手英利学長は「このような事態を職員が起こしたことは本学に対する信頼を著しく傷つけるもので、全学をあげてハラスメントの防止に取り組む」などとコメントしています。