クマが覆いかぶさる テントで休んでいると…声を上げ蹴り上げる フリーズドライの食品が食べられる被害も
北アルプス穂高連峰の岳沢小屋で、クマ被害が相次ぎ、テント場の利用が停止された。
クマによるテントの破損や食料の被害が報告されており、周辺でもクマが目撃されている。
環境省は外に食べ物を出さないよう呼びかけている。
北アルプス穂高連峰の岳沢小屋で、クマがテントを襲う被害が相次ぎ、7月22日からテント場の利用を停止しています。
破かれたテント、ポールも折れています。
北アルプス穂高連峰の標高約2170メートルの岳沢小屋のテント場で21日夜、クマとみられる動物が覆い被さってきたということです。
休んでいた男性が声をあげて蹴り上げると動物は去っていき、けがはありませんでした。
テント場では7月18日にも、クマとみられる動物に無人のテントにあったフリーズドライの食品が食べられる被害がありました。
周辺ではクマが目撃されていて、岳沢小屋は22日から当面の間、テント場の利用を停止しました。
環境省は外に食べ物を出したりしないよう呼びかけています。