園児が骨折 職員が抱いて転倒…保護者に伝えず 熊本・菊池市の保育園

AI要約

熊本県菊池市の公立保育園で、職員が園児を骨折させた事故が起きた。

職員は園児を抱き柵をまたごうとして転倒し、打撲の痕を確認しながらも保護者に報告せずに引き渡した。

園児の保護者が帰宅後に異変に気付き、医療機関で骨折が判明し、園は事故を把握した。

園児が骨折 職員が抱いて転倒…保護者に伝えず 熊本・菊池市の保育園

 熊本県菊池市の公立保育園で、職員が園児を骨折させる事故がありました。

 菊池市によると、7月4日、職員が園児を抱き柵をまたごうとして転倒、頭部に打撲の痕がないことだけを確認し、保護者に伝えずに引き渡しました。その後、報告を受けた上司も、保護者へ連絡をするよう指示していませんでした。

 帰宅後、保護者が異変に気付き、医療機関を受診して、左足首の骨折が判明。園は翌日に保護者からの連絡で、事故で骨折したことについて把握しました。

 園は、マニュアルで柵をまたがないことや、園での出来事を保護者に説明することを定めていました。