JR湖西線開通50周年で一日駅長に西川貴教さん 近江今津駅で出発合図

AI要約

JR湖西線が開通50周年を迎え、歌手の西川貴教さんが近江今津駅の一日駅長に就任。

記念列車「びわこおおつ紫式部とれいん」が運行され、西川さんが乗客の出迎えを行った。

開通以来、湖西線は生活者や観光客の移動手段として重要な役割を果たしている。

JR湖西線開通50周年で一日駅長に西川貴教さん 近江今津駅で出発合図

 JR湖西線が7月20日、開通50周年を迎えた。同県出身で、滋賀ふるさと観光大使を務める歌手の西川貴教さんが同日、近江今津駅(高島市今津町)の一日駅長に就任した。(長浜経済新聞)

 沿線の小学生がヘッドマークをデザインした記念列車はNHK大河ドラマ「光る君へ」にちなんだラッピング列車「びわこおおつ紫式部とれいん」で、京都~敦賀間を運行した。

 西川さんは乗客の出迎えを行い、記念列車に向かって「出発進行」と発車合図を行った。「湖西線から見える湖の素晴らしさを知ってもらい、滋賀県をますます好きになってほしい」と呼びかけた。

 同日、駅前にある名小路商店街では「今津鉄道マルシェ」が開かれ、子どもらが鉄道会社の制服を着用して記念撮影を行ったり、ミニトレインの試乗を体験したりした。

 湖西線は1974(昭和49)年7月20日に開通した。京阪神エリアと北陸を結ぶ路線として生活者や観光客らの移動手段、特急列車や貨物列車の最短ルートとしての役割を果たしている。