YF プロ注目の右腕が登板も… 知徳VS浜松学院 高校野球静岡大会 3回戦

AI要約

夏の高校野球静岡大会での注目のピッチャー、知徳の小船翼投手が登板し、152キロの速球を披露。試合では苦しい立ち上がりをしましたが、積極的なプレーで7つの三振を奪いました。

小船翼投手は配球の改善が課題だとコメント。その後、チームは猛攻で逆転勝利を収め、4回戦へ進出しました。

主将の松本は連続ホームランを打ち、甲子園目指す意気込みを示しました。

 夏の高校野球静岡大会は3回戦が行われ、ベスト16が出そろいました。20日にはプロ注目の大型ピッチャーが登板しました。

 198センチの長身から繰り出されるストレートはマックス152キロ。静岡県内最速の大型右腕、知徳のエース小船翼。

●知徳・小船翼投手:

「最低でも155キロ。目標は158キロを投げられるように」

 2回戦では打球が顔に直撃し負傷交代。それでも20日の3回戦は先発のマウンドに上がりました。小船は1回、2アウト1塁からセンターオーバーのツーベースを浴び、浜松学院に先制を許す苦しい立ち上がり。

 小船はその後持ち味を発揮して7奪三振。しかし5回までに3点を失い、マウンドを降ります。

●知徳・小船翼投手:

「やっぱり配球ですね。もうちょっと変えていけたら打たれなかったと思うし、最後のタイムリーを打たれないようにしていけたら」

 さらに追加点を許し、4点を追いかける知徳は8回、2アウトから3連続タイムリーで同点に。なおもランナーを3塁に置いて3番菊地。右中間へ勝ち越しタイムリー。

 知徳はこの回、打者11人の猛攻で一挙7得点。試合をひっくり返します。

 9回にはキャプテン松本が2試合連続となるホームラン。大量12点を挙げた知徳が逆転で4回戦進出です。

●知徳・松本陣主将:

「これだけのゲームをものにできたので、もう怖いものはないのかなと思って、一戦一戦しっかり勝って 甲子園を目指したい」