〈全国高校野球選手権富山大会・第8日〉高朋1番・磯淵「貢献できた」 選球眼きらり勝ち越し四球

AI要約

高朋のリードオフマンが冷静な選球眼で意地を見せ、タイブレーク延長十回、磯淵暖が満塁から押し出し四球を選んで勝ち越す。

続く青木龍世の内野ゴロで追加点を奪い、チームは雑にならずつなぐ野球を貫く。

磯淵は自チームの野球で勝ち上がっていき、「つなぐ野球で甲子園に行く」と意気込む。

〈全国高校野球選手権富山大会・第8日〉高朋1番・磯淵「貢献できた」 選球眼きらり勝ち越し四球

 高朋のリードオフマンが冷静な選球眼で意地を見せた。タイブレークの延長十回、磯淵暖(3年)が1死満塁から押し出し四球を選んで勝ち越した。ここまで出塁は敵失による初回のみで「1番打者の仕事ができていなかった。絶対に塁に出て貢献したかった」と喜んだ。

 チームは続く青木龍世(同)の内野ゴロの間に追加点を奪い、中島千尋監督は「雑にならず後ろにつないだ。ベンチも諦めている雰囲気はなかった」とたたえた。磯淵は「泥臭く自分たちの野球をして勝ち上がってきている。つなぐ野球で甲子園に行く」と意気込んだ。