対象者に子宮頸がん予防ワクチンの接種呼び掛け 安房4市町(千葉県)

AI要約

安房4市町で行われている子宮頸がん予防接種の公費負担によるキャッチアップ接種が終了することを受け、対象女性に接種を呼び掛けている。

子宮頸がんはHPV感染によって発症する可能性がある、予防接種を受けることでがんのリスクを軽減できる。

接種対象者は特定の年齢の女性であり、期限を9月として3回接種が必要である。接種後は10万円の費用がかかる。厚生労働省の情報や各市町の連絡先で詳細を確認できる。

対象者に子宮頸がん予防ワクチンの接種呼び掛け 安房4市町(千葉県)

安房4市町では、令和4年度から積極勧奨している子宮頸がん予防接種の公費負担によるキャッチアップ接種が7年3月31日で終了することを受け、対象となっている平成9年度から19年度生まれの女性に、接種を呼び掛けている。接種は無料で、対象者には各市町から個別通知が送付される。

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染で発生するといわれる子宮頸がん。予防接種を受けることで、一部の種類のウイルス感染を防ぎ、がんの発症を防ぐことができるという。

接種対象者は、積極的な予防接種勧奨差し控えで接種機会を逃した平成9年度から19年度生まれの女性と、定期接種の対象者(小学6年生から高校1年生相当)のうち、高校1年生相当の女性。間隔を空けて3回接種する必要があるため、9月までに1回目の接種を終えるように呼び掛けている。

公費負担の期間が終了すると、接種には約10万円かかるという。

ワクチンの効果とリスクや接種方法については、厚生労働省のホームページや個別通知などで確認できる。

詳しい問い合わせは、▽館山市=健康課(0470―23―3113)▽鴨川市=健康推進課(04―7093―7111)▽南房総市=子ども教育課(0470―46―3112)▽鋸南町=保健福祉課(0470―55―1002)――へ。