男児の首を切り付け殺人未遂罪で起訴された元保育士の女 鹿児島地検が傷害罪で追起訴 女児の鼻を打ち付け、7日間のけが負わせる

AI要約

鹿児島市の認定こども園で元保育士の女が女児に暴行し、けがを負わせた事件が起きた。

被告は女児の鼻を打ち付ける暴行を行い、また同じ園の男児に対しても殺人未遂を犯した疑いが浮上している。

園は調査委員会を設置し、被告を懲戒解雇処分とした。

男児の首を切り付け殺人未遂罪で起訴された元保育士の女 鹿児島地検が傷害罪で追起訴 女児の鼻を打ち付け、7日間のけが負わせる

 勤務先の認定こども園=鹿児島市=で女児に暴行しけがを負わせたとして、鹿児島地検は19日、傷害の罪で南九州市、元保育士で無職の女(21)を鹿児島地裁に追起訴した。

 起訴状などによると、被告は6月3日午前7時半~同55分ごろ、認定こども園で女児の鼻を打ち付ける暴行をし、約7日間の打撲などのけがを負わせたとされる。地検は認否を明らかにしていない。

 被告は同じ園の男児の首を刃物のような物で切り付け殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで同8日逮捕され、同28日に起訴されていた。

 殺人未遂罪の起訴状などによると、被告は同7日午前10時55分ごろ、園内で男児の右首をカッターナイフで切り付け殺害しようとし、約1カ月の切り傷を負わせたとされる。 

 事件を巡っては、園が弁護士や医師らで構成される調査委員会を設置。原因調査や再発防止策の提言などを行う。園は同28日に被告を懲戒解雇処分としている。