岡山少年鑑別所で専門官が職員にセクハラ行為  停職1か月の懲戒処分

AI要約

岡山少年鑑別所の男性専門官が停職処分を受け、辞職願を提出したことが明らかになった。

専門官は他の職員に対して不適切な行為を行ったことが発覚し、被害を受けた職員からの相談を受けて処分が下された。

渡邉進所長は矯正行政への信頼を回復するため、職員の指導を強化し、再発防止に努めるとコメントしている。

 岡山少年鑑別所(岡山市南区箕島)は19日、男性専門官(32)を停職1か月の懲戒処分にしました。この専門官は辞職願を提出しており、19日に承認したということです。

 岡山少年鑑別所によりますと、男性専門官は2019年10月と2020年5月、別の職員の体に触るなどの行為をしました。被害を受けた職員から相談があり、すみやかに調査して処分を決めたとしています。また、専門官の指導監督を怠った事実は認められなかったとして、監督者の責任は問いませんでした。

 岡山少年鑑別所の渡邉進所長は「矯正行政への信頼を損ね、深くお詫び申し上げます。今後は研修などを通じて職員の指導を徹底し、綱紀の粛正を図り再発防止に努めます」とコメントしています。