クジラと泳げる海水浴場 和歌山県太地町で体験始まる

AI要約

和歌山県太地町の「くじら浜海水浴場」でハナゴンドウと一緒に泳ぐ体験ができる

ハナゴンドウをいけすから放す新しい取り組みが始まった

太地町でクジラと泳ぐ貴重な体験ができるイベント

クジラと泳げる海水浴場 和歌山県太地町で体験始まる

 和歌山県太地町の「くじら浜海水浴場」で19日から、ハナゴンドウと一緒に泳ぐことができる体験「くじらに出会える海水浴場」が始まった。入場無料で、8月18日までの予定。

 2008年にスタートし、今年で16回目となる取り組み。

 海水浴場に設けたいけすの中に、町立くじらの博物館から雌のポピー(体長260センチ)とスミレ(同268センチ)を移動。昨年までは1日2回各15分ほどだったが、今年は午前11時から午後1時15分まで、ハナゴンドウをいけすから放った状態にする。

 博物館飼育員の玉澤英怜奈さん(22)は「クジラと泳ぐことができる海水浴場は全国でもここだけ。自然に近い状態で泳ぐ様子を見ていただき、夏の良い思い出をつくってほしい」と話していた。

 問い合わせは太地町産業建設課(0735・59・2335)へ。