クジラに会える海水浴場、和歌山 間近で泳ぐ姿に歓声

AI要約

和歌山県太地町で始まったイベント「くじらに出会える海水浴場」では、体長約3メートルのハナゴンドウクジラ2頭が遊泳客の間近で泳ぐ姿が見られる。

期間中、町立くじらの博物館で飼育されている2頭が海水浴場内のいけすに移動し、公開時間中だけ海水浴場に放される。海中から顔を出すと観光客から歓声が上がる。

神戸市から訪れた小学生も喜び、「泳ぎながら近くで見た。面白かった」と喜んでいた。

 和歌山県太地町で19日、海水浴場に体長約3メートルのハナゴンドウクジラ2頭を放し、遊泳客が間近で泳ぐ姿を見られるイベント「くじらに出会える海水浴場」が始まった。公開は午前11時から午後1時15分で、8月16日まで。無料。

 町立くじらの博物館で飼育している2頭を期間中だけ海水浴場内のいけすに移動。公開時間だけ、いけすから海水浴場に放す。海中から顔を出すと家族連れからは歓声が上がった。

 神戸市から家族と来た小学生尾崎睦隼さん(10)は「泳ぎながら近くで見た。面白かった」と喜んでいた。

 天候やクジラの体調により中止の場合もある。