【柏崎刈羽原発】再稼働巡る国による県民向け説明会 磯田長岡市長「説明が十分されていない点ある」【新潟】
AI要約
長岡市の磯田市長は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に向けて国が県民向け説明会を開催したが、説明が不十分だったと指摘した。
磯田市長は説明会での質疑に納得いく点がなく、事故時の被害想定や避難計画の不備を指摘した。
国による説明会は８月まで県内各地で開かれる予定。
長岡市の磯田市長は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に向けて国が１５日から始めた県民向け説明会について「説明不十分な点が多かった」と指摘しました。
説明会は資源エネルギー庁が県に対し、県民に説明する機会を設けたいと依頼して開かれたもので、初回は１５日に長岡市で
開かれました。
磯田市長は19日の定例会見で、当日の質疑記録を読んだと述べたうえで、評価しました。
■磯田達伸市長
「なかなか納得いく質疑にはなっていないなということで、まだまだ説明が十分されていない点がいっぱいあるという印象でした。」
不十分だった点の一例としては「事故時の被害想定を出すべきではないか」と指摘。事故のリスクと避難計画をしっかり示すべきだとの認識を示しました。
国による説明会は、８月にかけて県内各地で開かれる予定です。
