東電福島原発で労災隠し

AI要約

東京電力福島第1原発の構内で作業員が転倒し、骨折した事故が発生し、適切に届け出られなかった。

富岡労働基準監督署は建設会社「YAMATO」の社長ら3人と同社を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検した。

事故により労働環境の安全性や労働者の健康に関する重要性が再度浮き彫りとなった。

 東京電力福島第1原発の構内で、廃炉作業に携わる作業員が転倒し、骨折したのに届け出なかったなどとして、富岡労働基準監督署(福島県富岡町)は18日、労働安全衛生法違反の疑いで、建設会社「YAMATO」(同県いわき市)の社長(59)ら3人と法人としての同社を書類送検した。