通貨成り立ち、正しい管理は 日本郵便・ゆうちょ銀 小中高生向け金融教室 西和賀【岩手】

AI要約

西和賀町内の小中高生を対象とした金融教室が17日に始まった。児童生徒がお金の管理や通貨の成り立ちについて学びを深める取り組みで、日本郵便とゆうちょ銀行が主催している。

初回は沢内小の1、2年生12人が参加し、ゆうちょ銀行の講師からお金の歴史や使い方に関する講義を受けた。

お金は物との交換やためておく働きがあること、紙幣や硬貨が以前は布やコメの代わりに使われていたことなどが説明された。

通貨成り立ち、正しい管理は 日本郵便・ゆうちょ銀 小中高生向け金融教室 西和賀【岩手】

 西和賀町内の小中高生を対象とした金融教室は17日、沢内小学校(熊澤裕樹校長、児童56人)で始まった。児童生徒が講義を通じ、通貨の成り立ちや正しいお金の管理について学びを深める。

 金融リテラシーを深めてもらおうと、日本郵便とゆうちょ銀行が主催。前年は沢内小の6年生を対象に実施し、今年は沢内、湯田両小・中学校と西和賀高校で予定している。

 初回となる同日は沢内小の1、2年生12人が参加。ゆうちょ銀行岩手パートナーセンター営業支援担当の村上恵主査らが講師を務めた。

 村上主査らは「お金は昔から、ありがとうの気持ちと共に、物と交換される働きをしていた」と語り、お金には▽物やサービスと交換できる▽ためておける▽物やサービスの価値を表す―の三つの働きがあることを紹介。また、紙幣、硬貨が流通する前には布やコメがお金の代わりになっていたことを説明した。