海自幹部ら3人暴言などパワハラで懲戒処分

AI要約

海上自衛隊横須賀地方総監部は、男性幹部ら3人をパワハラ行為で懲戒処分にした。

暴言を繰り返した男性幹部が2カ月の減給処分を受け、上司2人も適切な措置を怠ったため停職処分を受けた。

第2術科学校は再発防止に努めるとコメントしている。

海自幹部ら3人暴言などパワハラで懲戒処分

海上自衛隊横須賀地方総監部は、部下にパワハラ行為を行ったとして、男性幹部ら3人を18日付けで懲戒処分にしました。

懲戒処分となったのは、護衛艦隊司令部佐官の50代と40代の男性、それに第2術科学校佐官の40代男性の合わせて3人です。 横須賀地方総監部によりますと、第2術科学校の男性は2020年8月からおよそ1年にわたり、当時同じ部隊の部下だったほかの幹部2人に対し「アホ」「死ね」「なんで理解できへんねん」などの暴言を繰り返していました。 暴言を受けた2人は精神疾患でおよそ1カ月通常勤務ができなくなったということです。 こうしたパワーハラスメントを行ったとして第2術科学校の男性が減給2カ月、当時の上官にあたる護衛艦隊司令部佐官の2人が行為を看過し、適正な措置を怠ったとしてそれぞれ停職6カ月と3カ月の処分となりました。 tvkの取材に対し、第2術科学校長の南厚海将補は「隊員の服務指導および身上把握を徹底し再発防止に努めてまいります」とコメントしています。