海自の内部文書偽造に物品売却による利益も…海上自衛官を懲戒免職【長崎県】

AI要約

51歳の海上自衛官が懲戒免職となった。自衛隊の内部文書を偽造し、事務用品などを盗んで売却、記念章を着用する規律違反を犯していた。

懲戒免職の理由や行動の詳細が報じられた。男性は1年半にわたり不正行為を行っていたことが明らかになった。

上司は再発防止のため教育指導を徹底する旨をコメントしている。

海自の内部文書偽造に物品売却による利益も…海上自衛官を懲戒免職【長崎県】

事務用品などを勝手に売却したり、資格のない記念章を身に着けたりしていた51歳の海上自衛官が懲戒免職となりました。

懲戒免職となったのは、海上自衛隊佐世保弾薬整備補給所に所属する51歳の2等海曹の男性です。

佐世保地方総監部によりますと、この男性は2021年ごろからおよそ1年半の間に、自衛隊の内部文書を偽造したり自宅に持ち帰っていました。

他にもプリンターのインクなどの事務用品や工具などあわせて36万円相当の物品を盗み、一部をインターネットオークションで売却して2万5000円あまりの利益を得ていました。

さらに2016年から5年半の間、着用資格がないのに「防衛記念章」を身に着ける

規律違反もしていました。

この2等海曹は文章の偽造については「早く処理をしたかった」と話しているということです。

佐世保弾薬整備補給所の柿内淳志1等海佐は「隊員が規律違反を生起させたことは誠に遺憾。再発させないよう教育指導を徹底してまいります」とコメントしています。