新たにPR大使を委嘱 三重・松阪もめん協 第1号にモリタさん

AI要約

松阪もめん協議会が、松阪木綿の魅力を広く発信するために新設した「松阪もめん大使」の委嘱式が行われた。

第1号に松阪市在住の元キャビンアテンダント・Crystal Moritaさんが就任し、SNSを通じて松阪木綿の着物姿を積極的に投稿している。

委嘱状を受け取ったCrystal Moritaさんは、松阪木綿の魅力を現代風にアレンジして情報発信する意向を表明。

Crystal Moritaさんは松阪市出身で、外資系航空会社で働いていた経験もある。母親の影響で松阪木綿に親しんでおり、退職後は松阪に戻り着物や小物を愛用している。

市長も期待を寄せ、海外の方にも手織り体験などを提供したいと述べた。

松阪もめん協議会はクリスタルモリタさんを第1号に選び、来年3月末までの任期として承認されていた。委嘱式には市長も立ち会い、積極的な情報発信が期待されている。

新たにPR大使を委嘱 三重・松阪もめん協 第1号にモリタさん

 松阪もめん協議会(会長=西口裕也御絲織物㈱代表取締役、30人)が認定する「松阪もめん大使」の委嘱式が17日午後4時45分から、三重県松阪市役所で竹上真人市長立ち会いの下であった。SNSの「インスタグラム」などで松阪木綿の着物姿を積極的に投稿してきた市内在住の元キャビンアテンダント(CA)・Crystal Morita(クリスタルモリタ、本名・森田千晶)さん(年齢、町名非公表)が第1号に選ばれ、西口会長(59)から委嘱状を受け取った。任期は来年3月末まで。

 SNSを中心として松阪木綿の魅力を広く情報発信してもらうことを目的に同協議会が新設した。第1号としてクリスタルモリタさんを選び、6月の総会では会員から承認を得ていた。

 クリスタルモリタさんは松阪市出身で、外資系航空会社のCAとして香港に約30年間、暮らした経験もある。和裁ができた母親が収集していた着物の中に松阪木綿を見つけ、30代の頃から普段着として愛用。退職後は松阪に戻り、日々の生活の中で松阪木綿の着物や小物類を楽しみながら、その様子をSNSでも積極的に発信している。

 この日、委嘱状を受け取ったクリスタルモリタさんは「今まで通り着物などを愛用し、松阪木綿のリアリティーをお伝えしていきたい。松阪木綿を着るという江戸の文化を現代風にアレンジして発信していきたい」と決意表明。竹上市長も「SNSではお見掛けしていました。海外の方に手織り体験などもしてもらえたら」などと期待を寄せていた。