「国文祭」開幕まで3カ月、ムード高揚 岐阜市でイベント、ちーオシなどPR

AI要約

「清流の国ぎふ」文化祭2024のPRイベントが岐阜市で開催され、大会の機運が高まった。

清流文化地域推し活動や文化リンクワーカーなど、大会の取り組みが紹介された。

大会は11月24日まで県内各地で330を超える行事が行われる予定。

「国文祭」開幕まで3カ月、ムード高揚 岐阜市でイベント、ちーオシなどPR

 岐阜県内で今秋開かれる「清流の国ぎふ」文化祭2024(国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭)をPRするイベントが、岐阜市徹明通の柳ケ瀬グラッスル35で開かれた。10月14日開幕まで3カ月を切り、文化の祭典への機運を盛り上げた。

 大会総合プロデューサーの日比野克彦さんや清流の国ぎふマスコットキャラクター「ミナモ」が登壇。日比野さんは、本番に向けた取り組みとして、42市町村が各地域の“推し”をオブジェにして開会式で披露するアートプロジェクト「清流文化地域推し活動(ちーオシ)」を説明。文化芸術を“処方”する役割を担い、来場者に趣味などを聞き取ってその人に合った行事を提示する「文化リンクワーカー」も紹介し、大会の魅力をアピールした。

 ほかに高校生によるギター・マンドリン演奏や郡上おどり、合唱の披露が行われ、会場は熱気に包まれた。障害者福祉施設による販売会やうちわ作りのワークショップもあった。

 大会は11月24日まで42日間にわたって、県内42市町村を舞台に330を超える行事が予定されている。県では、国民文化祭は1999年以来25年ぶり、全国障害者芸術・文化祭は2002年以来22年ぶりで、いずれも2回目の開催となる。