夏の高校野球宮崎県大会 ベスト8をかけ3回戦始まる

AI要約

夏の高校野球宮崎県大会の3回戦結果を報告。

第1試合では接戦の末、延岡学園が勝利。

第2試合では日南学園が宮崎第一を下し、ベスト8進出。

第3試合では宮崎商業が宮崎学園に勝利。

夏の高校野球宮崎県大会 ベスト8をかけ3回戦始まる

夏の高校野球宮崎県大会は17日から3回戦が始まり、ベスト8をかけた熱戦が繰り広げられました。

■第1試合 日南 vs 延岡学園

17日はサンマリンスタジアムで3試合が行われ、第1試合は、日南と第1シードの延岡学園が対戦しました。

延岡学園は、初回、2アウト2塁で4番・キャプテンの小林。

キャプテンがタイムリーヒットで期待に応え、延岡学園が先制します。

延岡学園の先発はプロ注目の2年・藤川。

140キロ台のストレートに切れ味鋭い変化球を交えて、6回までに9つの三振を奪います。

一方、日南の先発・吉田も、2回以降は延学打線を封じ、スコアボードに0を重ねます。

1点を追いかける日南は7回、この回からマウンドに上がった延岡学園のエース・工藤からヒットで出塁すると、打席には5番・松浦。

松浦の2ベースヒットで、1塁ランナーが生還し、試合を1対1の振り出しに戻します。

試合その後、両チームとも堅い守備を見せお互い点を譲りません。

試合はノーアウト1・2塁から始まる延長タイブレークに突入します。

10回表、日南は先頭バッター・手嶋の打球は、いい当たりでしたが、サード正面でダブルプレー。

日南は、この回、無得点に終わります。

そのウラ、延岡学園はノーアウト満塁として、2番・太田。太田がレフト前にヒットを放ち、ランナーが生還。

延岡学園が接戦を制し、準々決勝に駒を進めました。

(延岡学園 小林虎太郎主将)

「守り勝つというのは全員で徹底していたので、エラーなくしっかり勝てたので、よかった」

(日南 永山悠次朗主将)

「(後輩たちには)僕たちの夏の2試合を見て何か感じられるものがあれば、あしたから練習頑張って、また1年後、僕たち以上に結果を出してほしい」

■第2試合 日南学園 vs 宮崎第一

続いて、第2試合は日南学園と宮崎第一が対戦。

日南学園は初回、押し出しで1点を先制すると、なおも満塁で、7番・西中。

タイムリーヒットで、さらに1点を追加。

日南学園は、続く2回にも2点を加え、4対0とリードを広げます。

追いかける宮崎第一は、6回、2アウトからフォアボールとヒットで1・2塁とし、打席には6番・戸高。

戸高の3塁戦へのヒットで、2塁ランナーが生還し、1点を返します。

このあと、フォアボールで2アウト満塁とチャンスが続きますが、ここは内野ゴロに倒れ、追加点とはなりません。

宮崎第一は、その後もチャンスでもう一本が出ず、そのまま逃げ切った日南学園が6対2で勝利しました。

(日南学園 馬乘園康介主将)

「超攻撃野球というのを今大会掲げているので、全員が攻撃的に試合を進められるようにこれから準備をしていきたい」

(宮崎第一 日野椋太主将)

「練習してきた2年半すごく楽しかった。このメンバーで野球ができないと考えると悲しいが、悔いはない。」

■第3試合の結果

サンマリンスタジアムの第3試合は、宮崎商業と宮崎学園が対戦し、宮崎商業が2対1で接戦を制し、ベスト8進出です。