来夏の全国高校総体成功へ市実行委設立、ソフトテニスを引き受け【宇部】

AI要約

宇部市で行われる全国高校総体ソフトテニス競技に向けた市実行委員会の設立総会と第1回総会が16日に開催され、篠﨑市長が会長に就任。準備を円滑に進めていくことを申し合わせた。

会則、委員構成、今年度の事業計画と予算などが承認され、全国総体への視察を踏まえて大会の実施計画が策定されることが示された。

来年度の高校総体のスローガンや開催地、委員構成などが決定され、各市での競技が行われる予定。

　来年7月24～31日に宇部市の中央コートで行われる全国高校総体ソフトテニス競技に向け、市実行委員会の設立総会と第1回総会が16日、市役所で開かれた。会長には篠﨑圭二市長が就任。関係団体と連携し「参加する高校生の挑戦を後押しし、すべての人が参加して良かったと心から思える大会の実現」へ準備を円滑に進めていくことを申し合わせた。

　篠﨑市長は実行委設立に当たり「選手が悔いなくプレーできる環境を整えることが最も大事と考える。高校総体のソフトテニスは、コロナ禍前には数万人の観客動員があり、駐車場と会場周辺の安定的な交通状況の確保、そして熱中症対策も大きな課題となる。課題を解決するため、それぞれの立場から率直な意見を」とあいさつした。

　両総会で会則、委員構成、今年度の事業計画と予算などを承認。7月末に長崎市で行われる全国総体への視察を踏まえて課題を抽出し、宿泊、輸送、警備体制を含めた大会の実施計画を策定していくことも示された。

　来年度の高校総体は「輝け君の青春　刻め努力の軌跡」をスローガンに中国5県で行われ、県内ではソフトテニスが宇部市で開かれる他、山口市で水球とバドミントン、下関市で卓球と新体操、防府市でバドミントン、岩国市でアーチェリーが実施される。

　市実行委の委員は次の通り。（敬称略）

　▽会長＝篠﨑圭二▽副会長＝藤崎昌治（副市長）▽委員＝福田光正（県ソフトテニス連盟理事長）柏村浩（県高体連ソフトテニス専門部長）水野久敬（宇部県民局長）千葉泰久（市スポーツ協会理事長）長谷亮佑（市スポーツコミッション会長）柳田英治（宇部観光コンベンション協会会長）杉下秀幸（宇部商工会議所会頭）西村滋生（市医師会会長）大浴信正（宇部警察署長）杉本秀一（宇部・山陽小野田消防局消防長）大谷唯輝（市交通局長）田中敬一（船木鉄道社長）椎木祥子（JR西日本宇部管理駅長）福嶋真一（宇部タクシー協会会長）野口政吾（市教育長）青山佳代（市観光スポーツ文化部長）▽監事＝中村香奈恵（市会計管理者）

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