名護の「トゥインラインホテル」に新棟 「やんばるの自然を感じて」

AI要約

名護のリゾートホテル「TWIN-LINE HOTEL YANBARU OKINAWA JAPAN」に新棟「アネックス棟」がオープン。

新棟は50室の客室を持ち、ジェットバスや屋外ガーデンエリアなどの設備が充実。

加藤宏明社長は新棟オープンにより広い客層の利用を期待し、将来的なテーマパーク開業にも期待を寄せる。

名護の「トゥインラインホテル」に新棟 「やんばるの自然を感じて」

 名護のリゾートホテル「TWIN-LINE HOTEL YANBARU OKINAWA JAPAN(トゥインラインホテル ヤンバル オキナワ ジャパン)」(名護市幸喜、TEL 0980-53-0330)に7月11日、新棟「アネックス棟」がオープンした。(やんばる経済新聞)

 運営は、ホテルやレストランなどの開発・運営を手がける「カトープレジャーグループ」(東京都港区)。昨年8月に「沖縄サンコーストホテル」を全改装し、リブランドして開いた同ホテル。既存の「ホテル棟」を営業しながら、敷地内に新棟の建設を進めてきた。

 コンセプトは、「シェアする空間とプライベートな空間を持ち合せたライフスタイル型ホテル」。新棟は2階建てで客室は50室。1部屋あたりの定員は1~3人。

 全部屋にジェットバスを備え、シェアスペースとして屋外に設けるガーデンエリアでは、無料提供の手持ち花火で夜間に遊ぶことができるようにした。2階にはフリードリンクを用意するオープンエアのラウンジも設ける。

 今月10日には披露目会とセレモニーが行われ、関係者や地元観光事業者らが参加した。「既存のホテル棟と異なるデザインで、部屋からやんばるの自然を間近に感じてもらえることも特徴の一つ」と話す同社の加藤宏明社長は「昨夏のオープン以来、ファミリー層や外国人観光客を中心にご利用いただいてきた。新棟がオープンしたことで、少人数グループやカップルなど、より幅広い客層に対応できるようになった」と説明する。「来年名護市内にテーマパークが開業予定なので、当ホテルとしても大きな契機になると感じている。沖縄県民向けのパッケージも作っていく。幅広いお客さまの利用を想定し、過ごし方の提案をしていきたい」とも。