”紀州のドン・ファン”殺人事件・元妻の公判日程決まる

AI要約

田辺市の資産家が覚醒剤中毒で死亡した事件で、元妻が殺人容疑で逮捕され、初公判が開かれる。

元妻は自宅で殺害された資産家に覚醒剤を飲ませて殺害した疑いがかけられている。

裁判員裁判において、元妻は容疑を否認し、黙秘を続けている。

”紀州のドン・ファン”殺人事件・元妻の公判日程決まる

“紀州のドン・ファン”と呼ばれた田辺市の資産家・野崎幸助さん(当時77)が、2018年に自宅で覚醒剤中毒で死亡し、その後、2021年に元妻の須藤早貴被告(28)が殺害したとして、殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕された事件の初公判が、2024年9月12日に和歌山地方裁判所で開かれることになりました。

起訴状によりますと、須藤被告は、2018年5月、田辺市内の野崎さんの自宅で、野崎さんに何らかの方法で致死量の覚醒剤を飲ませて、急性覚醒剤中毒で殺害したとされています。

和歌山県警や和歌山地検は認否を明らかにしていませんが、関係者によりますと、容疑を否認し、黙秘しているということです。

和歌山地方裁判所は、7月16日午前、須藤被告の裁判員裁判の期日を発表し、9月12日に初公判が開かれたのち、結審まで25回の公判期日が設定され、12月12日に判決が言い渡される予定です。