玉城デニー知事、駐日米大使と在沖米軍トップの対応注視 沖縄県内で相次ぐ米兵による女性暴行事件を受け

AI要約

玉城デニー知事は、米兵による女性暴行事件に対する米軍の対応に注視していると表明。

米軍はリバティー制度を導入するなどの対策を打ち出したが、具体的な内容や謝罪の言葉が不明。

玉城知事は、透明性と実効性を高める取り組みが重要であると強調。

玉城デニー知事、駐日米大使と在沖米軍トップの対応注視 沖縄県内で相次ぐ米兵による女性暴行事件を受け

 玉城デニー知事は16日午前、県内で相次いだ米兵による女性暴行事件を受け、エマニュエル駐日米大使と在沖米軍トップのロジャー・ターナー四軍調整官(中将)が12日に発表した米軍の対応について「透明性、実効性をちゃんと高めていくことが大切だ。その取り組み方をしっかり見ていかないといけない」と注視する構えを見せた。記者団の取材に答えた。

 エマニュエル大使とターナー中将は12日、連名で事件に対する見解を発表。全軍の部隊にリバティー制度を導入するなどの対策を打ち出したが、具体的な内容は示していない。また、事件について「深い遺憾の意」を表明したが、明確な謝罪の言葉はなかった。