京アニ事件の慰霊碑全文 「1本の線を描くのにも長年培った技術と深い想い」 発生から5年

AI要約

京都アニメーション放火殺人事件の犠牲者を追悼する碑が完成

アニメーション制作に夢と情熱を傾けるアニメーターたちの志が碑文に込められる

宇治市に建立された碑は、未来への思いと共に36人の犠牲者を記念する

京アニ事件の慰霊碑全文 「1本の線を描くのにも長年培った技術と深い想い」 発生から5年

 京都アニメーション放火殺人事件の記憶を伝える碑が14日、京都府宇治市莵道の「お茶と宇治のまち歴史公園」に完成した。碑文には、映像制作に夢と情熱を傾けるアニメーターたちの願いが込められている。

(碑文の内容は以下の通り)

夢と情熱を人から人へ

アニメーションを通じて果てしなく広がる夢

1本の線を描くのにも長年培った技術と深い想い

子どもたち、そしてすべての世代に届く確かな映像と物語

ここ、宇治・京都から世界に向けて発信していく

私たちの途切れることのない未来への羽ばたき

 

この碑は、2019年7月18日、京都アニメーション第1スタジオで発生した事件で亡くなられた36人、一人ひとりの志を36羽の鳥に託し、長く記憶に留めるため、仲間、家族、応援してくださる方々により建立されました。

 2024年7月 建立