# 京都アニメーション放火殺人事件

「京都精華大学生通り魔事件」未解決17年、失われた若き才能…捜査担当者が明かす「犯人が捕まらない背景」
2024.07.19

「京都精華大学生通り魔事件」未解決17年、失われた若き才能…捜査担当者が明かす「犯人が捕まらない背景」

京都アニメーション放火殺人事件から5年がたった。事件発生日の18日には、現場となったスタジオ跡地で会社関係者や遺族らによる追悼式が開かれ、犠牲となった人々に祈りがささげられた。京アニ事件からさかのぼること12年、同じ京都市内で漫画家の卵が突然命を奪われた事件がある。「京都精華大学

「自身の境遇、言い訳に過ぎない」 記者に語った青葉被告
2024.07.18

「自身の境遇、言い訳に過ぎない」 記者に語った青葉被告

 36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件で、今年1月の一審・京都地裁の裁判員裁判で死刑判決を受けた青葉真司被告(46)は、大阪高裁に控訴し、現在は大阪拘置所(大阪市都島区)に勾留されている。 一審の被告人質問で青葉被告は、京アニに小説のアイデアを盗用されたと思い、「どうし

「救命した意味あった」 青葉被告の元主治医 京アニ事件5年
2024.07.18

「救命した意味あった」 青葉被告の元主治医 京アニ事件5年

 京都アニメーション放火殺人事件から18日で5年となるのを前に、発生直後から青葉真司被告(46)のやけどの治療に当たった元主治医で鳥取大病院高度救命救急センター長の上田敬博医師(52)が取材に応じ、「判決まで持っていけたのは大きい。救命した意味はあった」と語った。 

再び刑事責任能力が争点か 京アニ事件控訴審、期日はめど立たず 青葉被告、一審は死刑・大阪高裁
2024.07.18

再び刑事責任能力が争点か 京アニ事件控訴審、期日はめど立たず 青葉被告、一審は死刑・大阪高裁

 京都アニメーション放火殺人事件で、殺人罪などで起訴された青葉真司被告(46)は1月に一審京都地裁の裁判員裁判で死刑判決を受け、判決を不服として大阪高裁に控訴した。 控訴審第1回公判の期日は決まっていない。一審同様、青葉被告の刑事責任能力の有無と程度が最大の争点になるとみられる。

過去の事件で「特別調整制度」対象に…京アニ放火殺人事件の青葉被告、拒否され支援難しく
2024.07.17

過去の事件で「特別調整制度」対象に…京アニ放火殺人事件の青葉被告、拒否され支援難しく

 36人が犠牲になった2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で、今年1月に殺人罪などで死刑判決を受けた青葉真司被告(46)(控訴中)は過去に別の事件で服役し、再犯防止のために国が社会復帰を支援する「特別調整制度」の対象になっていた。裁判で明らかになった支援の詳細な経過からは、制度の限界

「悪」見据える作家・中村文則氏が語った京アニ事件と青葉被告「最悪な自分終わらせる暴発」
2024.07.17

「悪」見据える作家・中村文則氏が語った京アニ事件と青葉被告「最悪な自分終わらせる暴発」

 「京都アニメーション放火殺人事件は、京都地裁であった22回の公判を経て、今年1月、殺人罪などに問われた青葉真司被告(46)に死刑判決(控訴中)が言い渡された。2019年7月18日に発生した惨劇は間もなく5年を迎える。経済的困窮、孤立、虐待…。法廷で浮かんだ凶行の深層から、私たちはどんな教訓を

「寝てるだけだよな」触れた頬は冷たく 京アニ事件・青葉被告が模倣、武富士放火遺族の嘆き やまぬガソリン凶行
2024.07.16

「寝てるだけだよな」触れた頬は冷たく 京アニ事件・青葉被告が模倣、武富士放火遺族の嘆き やまぬガソリン凶行

 京都アニメーション放火殺人事件は、京都地裁であった22回の公判を経て、今年1月、殺人罪などに問われた青葉真司被告(46)に死刑判決(控訴中)が言い渡された。2019年7月18日に発生した惨劇は間もなく5年を迎える。経済的困窮、孤立、虐待…。法廷で浮かんだ凶行の深層から、私たちはどんな教訓を紡

裁判に「実名」は必要か。京アニ遺族は問う「報道と司法は、被害者の差別に向き合っているのか」
2024.07.16

裁判に「実名」は必要か。京アニ遺族は問う「報道と司法は、被害者の差別に向き合っているのか」

「(犠牲者は)運がなかった」「人を殺すことは悪いことなのに(死刑が)正当化されることが許されるのか」京都アニメーション放火殺人事件(2019年)で亡くなった渡邊美希子さんの母・達子さんと兄・勇さんは、5カ月近くに及んだ京都地裁での公判に通い続けた。その

京アニファン「みんなの思い残す場所に」 京都・宇治の公園で一般公開始まる
2024.07.14

京アニファン「みんなの思い残す場所に」 京都・宇治の公園で一般公開始まる

36人が死亡した令和元年7月の京都アニメーション放火殺人事件を後世に伝えるための碑の一般公開が14日、京都府宇治市の「お茶と宇治のまち歴史公園」で始まり、ファンらが犠牲者を悼んだ。遺族や京アニ関係者らが出席した式典に続いて碑が一般公開されると、多くのファンが公園を訪れた。京都市伏

京アニ事件、伝える碑設置 宇治市の公園に 京都
2024.07.14

京アニ事件、伝える碑設置 宇治市の公園に 京都

 36人が死亡した京都アニメーション放火殺人事件から5年となるのを前に、事件を伝える「志を繋ぐ碑」が14日、京都府宇治市の「お茶と宇治のまち歴史公園」に設置され、式典が開かれた。 事件を巡り碑が設置されるのは初めて。同日午後2時から一般公開される。 碑はアルミ製で、

京アニ事件の慰霊碑全文 「1本の線を描くのにも長年培った技術と深い想い」 発生から5年
2024.07.14

京アニ事件の慰霊碑全文 「1本の線を描くのにも長年培った技術と深い想い」 発生から5年

 京都アニメーション放火殺人事件の記憶を伝える碑が14日、京都府宇治市莵道の「お茶と宇治のまち歴史公園」に完成した。碑文には、映像制作に夢と情熱を傾けるアニメーターたちの願いが込められている。(碑文の内容は以下の通り)夢と情熱を人から人へアニメーション

「人の死を願うのはしんどい」遺族はみな死刑判決を望むのか、浮かぶ多様な思い
2024.07.08

「人の死を願うのはしんどい」遺族はみな死刑判決を望むのか、浮かぶ多様な思い

 京都アニメーション放火殺人事件で殺人罪などに問われた青葉真司被告(45)への死刑宣告から1カ月がたった。最愛の人を残虐な方法で奪われた遺族、重い決断を下した裁判員らは、究極の刑罰とどう向き合い、受け止めたのか。連載「理由」第5部では、死刑と接点が生まれた人たちを訪ね、改めて極刑の意味を考えた

京アニ放火事件を伝える碑、14日午後から一般公開 宇治市の公園内
2024.07.05

京アニ放火事件を伝える碑、14日午後から一般公開 宇治市の公園内

 36人が犠牲になった2019年の京都アニメーション放火殺人事件で、京アニや遺族有志などでつくる会は5日、京都府宇治市の公園内に事件を伝えるために建立する碑を14日午後2時ごろ以降に一般公開すると明らかにした。14日午前は同社関係者らによる式典が行われるため、同社は「一般公開前の来訪は控えてほ

奪われた「努力の天才」たちの夢 京アニ事件裁判記録を電子書籍化
2024.06.27

奪われた「努力の天才」たちの夢 京アニ事件裁判記録を電子書籍化

アニメーターら36人が死亡、32人が重軽傷を負った京都アニメーション放火殺人事件は、7月18日に発生から5年となります。産経ニュースではこの節目に合わせて、殺人罪などに問われた青葉真司被告(46)の1審京都地裁での裁判記録を電子書籍化し、公開することにしました。昨年9月から始まっ