見初のシンボルマーク誕生 住民がデザイン「地域盛り上げたい」【宇部】

AI要約

見初地域づくり協議会が地区のシンボルマークを作製した。漢字の「見」をモチーフにしたデザインを導入し、広報活動に活用する。

住民と地区で活動している人からアイデアを募り、最優秀賞と優秀賞2点を選出。デザインを微修正し、黒色を基調とした3パターンを作製して採用。

受賞作の表彰式は夏祭りで行われ、マークのデータ提供も行われる。活用方法としてTシャツやジャンパー、旗なども製作予定。

見初のシンボルマーク誕生 住民がデザイン「地域盛り上げたい」【宇部】

 見初地域づくり協議会(梅田寛会長)は、地区のシンボルマークを作製した。漢字の「見」をモチーフにしたデザインで、今月から同会の広報紙やチラシなど、関連するさまざまな場面で使用する。

 

 昨年、活動する際にシンボルマークがあった方がPRにつながるのではとの意見が出た。ふれあいセンターの移転などもあり、新しいものを導入するいい機会だと判断した。

  

 幅広い世代からアイデアを募るため、1~3月に地区住民と地区で活動している人を対象に募集し、全戸配布のチラシや広報紙「見初だより」でも呼び掛けた。選考委員会が5人の応募作品の中から弘中秀治さん(56)=錦町=の「見」の字を基にした作品を最優秀賞に選び、優秀賞2点も決めた。

 

 看板や広告のデザインなどを手掛ける地区内の井上広美社が、バランスを微修正してデータ化。弘中さんの原案に「MIZOME」の文字を加えた。さまざまな用途を想定して、デザインが黒色のものを基本に、文字の部分が緑色、緑地に白抜きの3パターンを作製。先月の役員会で最終決定した。

 

 弘中さんは「住民として地域を盛り上げたいとの思いで応募した。シンプルで、子どもたちにも親しんでもらえるデザインを心掛けた」と語った。

 

 マークは早速、今月号の広報紙や各種のチラシに使用。行事などで使うため、マークをあしらったTシャツやジャンパー、旗を製作する構想もある。

 

 受賞作の表彰式は、8月10日に開催する地区の夏祭りで行う予定。マークのデータは希望する人には誰にでも提供する。問い合わせは事務局(電話21-0348)へ。