魚見ながら仕事励んで 富山の魚津水族館、16日からワーケーション開始

AI要約

富山県魚津市の魚津水族館で魚を見ながら仕事ができる「魚(うお)ケーション」が16日にスタートする。日常を離れて仕事に励むための特別空間が提供される。

ITシステム開発会社が提案し、子育て中の母親らによって実現された。近隣施設でも同様のワーケーションが可能。

利用料金や時間、予約方法など詳細が報告され、斬新なアイデアを生み出すことが期待されている。

魚見ながら仕事励んで 富山の魚津水族館、16日からワーケーション開始

 富山県魚津市の魚津水族館で魚を見ながら仕事ができる「魚(うお)ケーション」が16日にスタートする。ブリなどが泳ぐ富山湾大水槽前やミラージュランドの大観覧車を望む3階特設スペースなどで日常を離れて仕事に励んでもらう。

 ITシステム開発などを手がける「シースリーレーヴ」(東京)が市のサテライトオフィス誘致で水族館を訪れた際に発想し、市に提案。市内で起業した子育て中の母親らでつくる「ココママ」が実現をサポートした。ミラージュランドなど近隣の4施設もワーケーションに対応しており、大観覧車内での仕事も可能。

 12日は報道向け説明会があり、シースリーレーヴの空野正輝社長らが体験し「魚を見ながらの仕事は面白い。地方の人と文化に触れて斬新なアイデアを生み出してほしい」と話した。1人2千円(入館料込み)で利用時間は平日午前9時~午後5時。事前予約が必要で、予約は市商工観光課、電話0765(23)6195。