広島・福山市立中学教諭 盗撮で懲戒免職 広島県教委、12日付で処分

AI要約

広島県教委は、スマートフォンで女性を盗撮したなどの理由で福山市立済美中の教諭が懲戒免職処分となった。

教諭は風呂場や脱衣所の窓から盗撮し、女性教諭を撮影したとして有罪判決を受け、免職となった。

福山市教育長は事件を遺憾であるとし、服務規律の確保に努めるとコメントした。

広島・福山市立中学教諭 盗撮で懲戒免職 広島県教委、12日付で処分

 広島県教委は12日、スマートフォンで女性を盗撮したなどとして、同県福山市立済美中の教諭(30)=性的姿態撮影処罰法違反罪などで有罪判決=を地方公務員法に基づき、同日付で懲戒免職処分とした。

 県教委によると、2023年8月、市内の30代女性方の風呂場や脱衣所の窓から女性と女児を盗撮した。同年6月には当時の勤務校で着替え中の女性教諭を撮影し、24年3月にも同様の行為をしようとしたとしている。

 県教委の聞き取りに、この教諭は「いけないことをした。被害者、関係者に申し訳ない」と話したという。福山市の小林巧平教育長は「大変遺憾でおわび申し上げる。服務規律の確保に取り組む」とのコメントを出した。

 教諭は今年4月、5月に計2回逮捕され、今月2日に広島地裁福山支部から懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。