国道41号「朝晩は渋滞&異常気象で規制」早期強靭化を 美濃加茂・下呂同盟会総会で承認

AI要約

国道41号美濃加茂・下呂間強靭化推進同盟会が総会を開催し、災害に強い道路ネットワーク機能の対策強化を求める要望決議案を承認

同盟会は美濃加茂、下呂市、加茂郡5町村からなり、同国道の重要性を強調して要望活動を行っている

要望決議には上麻生防災トンネル工事の早期着手、バイパス4車線化検討などが盛り込まれている

国道41号「朝晩は渋滞&異常気象で規制」早期強靭化を 美濃加茂・下呂同盟会総会で承認

 国道41号美濃加茂・下呂間強靭(きょうじん)化推進同盟会の総会が8日、岐阜県白川町河岐の町民会館で開かれ、災害に強い道路ネットワーク機能の対策強化を求める要望決議案などを承認した。

 同盟会は美濃加茂、下呂市、加茂郡5町村の計7市町村で構成。同国道の美濃加茂-下呂間は、地域にとって経済や産業、観光などを支える重要な幹線道路であることから、災害に強い強靱な道路ネットワークの構築を求める要望活動を行っている。総会には、各市町村の首長、議会の議長、県議ら約30人が出席した。

 会長を務める佐伯正貴白川町長は「国道41号は異常気象時に通行規制区間を持つぜい弱な道路。美濃加茂市内では朝晩に渋滞も発生している」と話し、要望箇所の早期着手、事業化などを求めた。要望決議には、上麻生防災トンネル工事の早期着手、屏風岩改良・門原防災の工事推進と三原防災の早期事業化、美濃加茂バイパス4車線化に向けた検討を盛り込んだ。