大阪版ライドシェア実現を 府議会万博特別委が国に要望

AI要約

2025年大阪・関西万博に合わせて、大阪府内でのライドシェアサービスの実現に向けた緊急要望書が提出された。

タクシーを有効な移動手段と位置付け、ライドシェアの緩和と支援策の実現が求められている。

大阪の実情に合った制度の早期実現が求められている。

大阪版ライドシェア実現を 府議会万博特別委が国に要望

 2025年大阪・関西万博にあわせて、自家用車に有料で顧客を乗せる「ライドシェア」の大阪府内全域での実現に向け、府議会万博特別委は8日、万博期間中の一時的緩和を求める緊急要望書を、維新、公明、自民の3会派でまとめた。近く国に提出する。

 要望書は、万博会場を起点に府内全域の移動があるとし、タクシーを「有効な移動手段の一つ」と指摘。タクシーの規制緩和や支援策とともに、今年4月、全国で運用開始した「日本版ライドシェア」の大幅な緩和は不可欠とし、大阪の実情に合った制度の早期実現を求めた。【東久保逸夫】