Mantleのテストネットがアップグレード実施へ、DAレイヤーをEigenDAに移行

AI要約

レイヤー2ブロックチェーン「マントルネットワーク(Mantle Network)」のテストネット「マントルセポリア(Mantle Sepolia)」が、7月10日にアップグレード予定だ。

「マントルネットワーク」は、オプティミスティックロールアップを採用したイーサリアムのL2ブロックチェーンであり、現在はDAレイヤーとして「アイゲンDA」を採用している。

テストネットのアップグレードでは、「マントルDA」を「アイゲンDA」に移行し、ノードクライアントのバグ修正や最適化も行われる。ハードフォークを伴うアップグレードでノードオペレーターにはクライアントの更新が求められる。

Mantleのテストネットがアップグレード実施へ、DAレイヤーをEigenDAに移行

レイヤー2ブロックチェーン「マントルネットワーク(Mantle Network)」のテストネット「マントルセポリア(Mantle Sepolia)」が、7月10日にアップグレード予定だ。「マントルネットワーク」を基盤にしたエコシステム「マントル(Mantle)」の公式Xより7月5日に発表されている。

「マントルネットワーク」は、オプティミスティックロールアップ(Optimistic Rollup)を採用したイーサリアムのL2ブロックチェーンだ。なお現在同ブロックチェーンは、メインネットとテストネットの両方でDAレイヤーとして「アイゲンDA(EigenDA)」の技術を元にした「マントルDA(Mantle DA)」を採用している。

今回のテストネットのアップグレードは、この「マントルDA」を「アイゲンDA」に移行するために行われる。また同時にノードクライアントに含まれていた一部のバグ修正や最適化も行われるとのことだ。

また今回のアップグレードはハードフォークを伴うもので、ノードオペレーターはアップグレードの実施までにクライアントの更新を行うよう要求されている。もしも更新を行わなかった場合は、ノードが使用できなくなるとのことだ。ただしこれについては、通常のユーザーに対して特に影響はなく、これまで通り利用できるとのこと。またそれに加え、公式ディスコードチャンネルでアップグレードに対する質問も受け付けているとのことだ。

DA(データ可用性)とは、ユーザーがブロックチェーンのデータが正当かどうかを検証するためにブロックのデータを実際に取得し、利用可能にする機能のこと。これにより不正があったトランザクションを誰でも検証し、異議申し立てできるためセキュリティが担保される。

またDAレイヤーはブロックチェーンにデータ可用性を提供するためのモジュールで、L2ネットワークに対し低コストで提供することを目的として開発されているものが一般的だ。