県内の待機児童は188人 過去最少

AI要約

県内の待機児童数が過去最少の188人になったことが県の発表で明らかになった。

利用申し込みは増加傾向にあり、保留児童数も増加している。

特に育児休業中や特定の保育所を希望し待機中の人が600人増加している。

県内の待機児童は188人 過去最少

県内の待機児童の数がことしは188人で、これまでで最も少なくなったことが県のまとめで分かりました。

県の発表によりますと、ことし4月1日時点での県内の待機児童の数は188人で、前の年よりも34人少なくなり、初めて200人を下回りました。 一方で、保育所などの利用を申し込む人の割合は48.3パーセントと前の年から2ポイント増えました。 また、申し込みをしても利用できず、ほかの方法をとっている「保留児童数」は前の年より690人増えました。

特に「育児休業中」と「特定の保育所を希望し、保護者の私的な理由で待機している」人はあわせて600人ほど多くなりました。 県の担当者は「これからもニーズに対応して、希望する施設に速やかに入れるような体制を整えたい」と話しています。