「一緒に死のうか」粕屋町立小の教師が男児に発言

AI要約

福岡県粕屋町の町立小学校で男性教師が児童に不適切な発言をしました。

男性教師は授業中、児童に「一緒に死のうか」と言い、その後謝罪しました。

教育委員会は不適切な行動に対し処分を検討しています。

「一緒に死のうか」粕屋町立小の教師が男児に発言

福岡県粕屋町の町立小学校で6月、男性教師が児童に対して「一緒に死のうか」と不適切な発言をしていたことが10日、分かりました。

糟屋郡粕屋町の教育委員会によりますと、町立小学校の6年生を担任する男性教師は今年6月、授業中に男子児童を廊下に連れ出し、児童の肩に腕を回して「一緒に死のうか」と発言しました。

男性教師は授業前の休み時間に、児童が命を軽視する発言をしたのを聞き、授業中に命の大切さについて指導をしました。

しかし、児童から返事がなかったことから、廊下に連れ出したということです。

男性教師は当日、児童の保護者やクラス全員に謝罪しました。

教育委員会は「子どもたちに不安と恐怖心を与え、申し訳ない。今後はこうした不適切な指導がないようにしていく」としており、男性教師に対して何らかの処分を検討しているとしています。